香水ブランドのデジタル体験
Diptyque Paris
オーディエンスを育てるコンテンツ編集
- グラフィックデザイン
- ソーシャルメディア
- トランスクリエーション
ディプティックは、1961年にパリで設立された香水ブランド。アーティストでもあった3人の創業者から、独創的なフレグランスの伝統を受け継いでいます。
ディプティックがEatに依頼したのは、日本市場向けにキュレーションされたデジタルコンテンツの配信。フランスのDiptyque Parisと日本のDiptyque Japanが協働し、有意義な情報や体験でオーディエンスを魅了します。その結果として、ブランドへの支持を高めることが目標となりました。
このプロジェクトを通して、Eatは2016年から2019年までの3年間以上にわたって日本におけるディプティックのデジタルコミュニケーションをサポート。オンラインジャーナル「Memento」の日本語版を立ち上げ、SNSと連携しながらフォロワーのコミュニティ構築をオンラインで強化しました。
オンラインジャーナル「Memento」の日本語版は、芸術、歴史、文学、旅行などのさまざまな切り口から読者の関心に訴えます。英語とフランス語で制作されたオリジナルの記事から、日本語編集者と翻訳者のチームがディプティックらしいエッセンスを抽出。日本の読者に合わせた上質なコンテンツに仕上げました。
日本におけるディプティックのイメージをブランド価値に統合し、オンラインとオフラインの両面で小売チャネルに繋げるのもプロジェクトの狙いです。デジタル版のコンテンツを印刷物でも活用しながら、消費者とのコミュニケーションをさらに促進。日本の読者に好まれる視覚的な魅力も表現しました。
オンラインでの情報発信に一貫性を持たせるため、ブランドのガイドラインも明確に定義しました。ルールが定まったことで、Diptyque Japanのチームが複数チャネルで独創性を発揮できる土台ができました。
一連のプロジェクトを通じて、ディプティックのマーケターやコミュニケーターは効果的なコミュニケーションを推進。顧客とのつながりを強化する自信と方策を手に入れました。