新感覚のオールデイダイニング
IHGホテルズ&リゾーツ
日本の顧客に向けたダイニングコンセプトの開発
- ブランド戦略
- インサイト
- ローカライゼーション
- ストーリーテリング
- グラフィックデザイン
ワーケーションなどに利用しやすく、シンプルで快適な宿泊体験を届けるホテルとして多くの支持を集めているホリデイ・インエクスプレス。1991年に開業して以来、現在では全世界で3,000以上のホテルを展開しています。
ホリデイ・インエクスプレスが日本初進出のロケーションに選んだのは、大阪の金融やエンターテインメント、ショッピングの中心街・御堂筋。開業に当たり、競合ホテルと差別化しながら同ブランドの強みを発信する上で焦点となったのが、「EXPRESS Start™ブレックファスト」を含むダイニング体験です。Eat Creativeでは、ホリデイ・インエクスプレスの魅力を日本のオーディエンスに最適な形で伝えるために、オールデイダイニングのコンセプト開発を含むローカライゼーションを行いました。
ホリデイ・インエクスプレスのターゲット層が求めるのは、便利なアクセス、身近な雰囲気、そして値段以上の価値。Eat Creativeはコンビニやローカルチェーン店、ファミリーレストランなど、ホテル以外の競合店を含め周辺の調査を行い、その結果を参照しながら、ブランドのコアバリューを体現するコンセプト「World-Savvy With a Touch of Home」を開発しました。
新しい発見とくつろげる空間が出会い、外国のような雰囲気と自宅のような安心感が融合する、そんな旅時間と家時間がひとつになったレストラン。異国を身近に感じながらリラックスして過ごせることをテーマにしています。
EN / JPで定めたこの新たなコンセプトを念頭に、Eat Creativeはオールデイダイニングの内容の精査と飲食スペースのビジュアルデザインを進めました。
日本語は、とりわけハイコンテクストな言語です。そのため、テキストとビジュアルをどのように組み合わせ、ホリデイ・インエクスプレスのパーソナリティやビジョンをいかに示唆するかが、重要な課題となりました。Eat Creativeでは、元言語の遊び心溢れるトーンオブボイスを踏まえ、ブランドのパーソナリティをそのまま活かしつつ翻訳を行いました。
ホリデイ・インエクスプレスのビジュアルアイデンティティを象徴する鮮やかな色遣いは、日本のターゲット層に合うよう、モダンな配色で調節しています。 飲食メニューは、ロジスティクス面に配慮しながら、ホリデイ・インエクスプレスならではの新たなブランド体験を届ける内容となっています。このほか、Eat Creativeではアイコン、メニュー、サインなど、多様なコミュニケーションツールの制作を手がけています。
この新たなコンセプトは、同ブランドの日本初進出となるホリデイ・インエクスプレス大阪シティセンター御堂筋で体験可能です。
ホリデイ・インエクスプレスは世界的なホテル運営企業、IHGホテルズ&リゾーツの傘下ブランドです。