先端分野のコミュニケーション
日本再生医療学会
新たな治療法を開発し社会実装するための取り組みを発信
- グラフィックデザイン
例えば、トカゲのシッポのように、身体の一部を再生することは可能なのか。細胞組織が自然回復するのはなぜなのか。こうした疑問を研究し、細胞や組織について理解を深めることは、ケガや病気の新たな治療法の開発につながっています。そのなかで注目を浴びているのが「再生医療」と呼ばれる分野です。
自分の身体から幹細胞という特殊な細胞を取り出してふやし、目的とする組織や臓器などにしてから体内に移植することで、組織の改善や修復を行う再生医療。そんな医療分野を牽引しているのが、日本再生医療学会です。
Eat Creativeでは2022年、同学会の学会案内のデザインを手がけました。
デザインのインスピレーションとなっているのは、1960年代のモダニストタイポグラフィ。イタリアのデザイナー、マッシモ・ヴィネッリによるこのスタイルは、実用的なだけでなく知的なエレガンスをそなえており、「みらいの医療への挑戦」といえる同学会の取り組みを視覚的に表現しています。