自分らしくいられるお気に入りの場所

CROSS Life

地域とともに成長するホテルブランドを立ち上げ

  • ブランド戦略
  • ビジュアルアイデンティティ
  • 社内コミュニケーション
  • 映像

日本各地の都市や保養地で、それぞれに個性豊かな旅館やホテルを展開するORIX HOTELS & RESORTS。ポートフォリオの充実を期して生まれた新ブランド「CROSS Life」は、人生のさまざまなステージで繰り返し訪れることができるカジュアルなホテルライフに光を当てています。 

ブランド開発を支援したEat Creativeの役割は、他のホテルと一線を画したユニークなアイデンティティを掲げること。すべてのタッチポイントでゲストや従業員に一貫したストーリーを伝え、ブランドが長期にわたって成長していける戦略を練り上げました。

ホテルブランドとしてのCROSS Lifeが約束するのは、「自分らしくいられる、お気に入りの場所」。クライアントと密接に連携しながら、ホテルで提供できる価値を精査することから始めました。地域の新しい魅力を届けながら、旅する人、住む人、働く人がみな充実した1日を過ごせる場所。仕事の時間も自分らしく過ごせるストレスフリーのワーク環境など、新たなホテル体験のコンセプトを具現化していきました。

絞り込んだ主なコンセプトは3つ。地域と一緒に(Play with Local)、自分らしい居場所(My 3rd Place)、自由なライフスタイル(360° Life)です。これらのコンセプトを柱に、CROSS Lifeのアクション、キービジュアル、コミュニケーションツール、ブランドムービーなどを開発していきました。 

ビジュアルアイデンティティには、「Play with Local」「My 3rd Place」「360° Life」を6面体で表現した「Cube」のグラフィックを採用。多様な一人ひとりの「自分らしさ」が、CROSS Lifeで自由に満たされるようなイメージです。

ホテルの顧客だけでなく、そこで働くクルーたちがブランド価値を誇りに感じられることも重要です。誰もが自分らしく個性を発揮し、常に新しいトレンドに目を配り、いつ来ても気持ちのいいサービスでお迎えできるようにするための「クルーフィロソフィー」も策定しました。

みんなが自然に集まるコワーキングスペースや、情報発信と共有を進化させるコネクトボードは、CROSS Lifeブランドの象徴に。ホテル、地域、人々が密接につながり続ける仕組みが動き出しています。

コンセプトの定義から積み上げたビジュアルやコミュニケーションによって、一貫したブレないブランド価値を伝えるのがEat Creativeのアプローチ。それぞれの地域と共に成長するCROSS Lifeが、その真価を発揮する過程も楽しみにしています。